日曜技術者のメモ

趣味でやった事のメモ書きです。

Zynq-7000 EPP Concepts, Tools, and Techniquesをやってみた -2-

前の続き
PSの設定完了後、TOPのHDLを出力します。

 22.さっき作成したsystem.xmpを右クリックしてCreate Top HDLを選択
   System_stub.vが追加される。
 23.File -> Export -> Export Hardware for SDKを選択
 24. Launch SDKにチェックを入れてOK
   これでハードウェア部分は完了の様です。
   次はSDKでソフトウェア部分の開発です。
   待っているとSDKが起動します
   どう見てもEclipsです。本当に(ry 最近Eclips触る事多いなぁ・・・。
   起動するとアドレスマップが表示されていますね。
   生成させたファイルの中にあるps7_init.c and ps7_init.hで
   CA9周りやDDR、PLLの設定をしている様です。

 次はZedboard側の設定をします。
 25. ZedboardのUSB-UARTとUSB-PROGをPCと接続します。
   接続するUSBケーブルが多いです。
 26.MI02~MI06のジャンバピンをすべてGND側にします。
   さっきまではSDブートの設定だったのがこれでJTAGブートに変わります。
 27.電源ON
 28.SDKに戻りWindow->Show view->Terminalと選択するとTerminal 1というタブが追加される。
 29.「New Tarminal Connection in Current View」を選択してシリアルポートの設定をする
f:id:ginnyu-tei:20120916162720j:plain
 これでZedboard側は完了。後はソフトウェアを作成します。
 30.XPSの File->New->-Xilinx C Projectを選択
 31.Target Hardwareが「ps7_cortex9_0」になっているのを確認して
   Project Templateの「Hello World」を選択
 32.Next -> Finishを選択
   新しく「hello_world_0」というProjectが追加されます。
 33.「hello_world_0」を右クリック->Run as->Run Configurationsを選択
 34.「Xilinx C/C++ ELF」を右クリック->New
 35.Runを選択すると追加したTerminal 1のタブにHello Worldが表示されます。
   ここのUARTターミナルにTeraTermを使えないか色々試した所以下の事が分かりました。
   ・Terminal 1を追加するとそちらにUARTが接続される。
   ・TereTermを起動しておくとTeraTermに表示される。
   ・hello_world_0のRun Configurationsの中にある
    STDIO Connectionを設定するとConsoleタブに表示される。
   ・それぞれのTerminalは排他的にしか接続できない。

Chapter2はこれで終了