日曜技術者のメモ

趣味でやった事のメモ書きです。

Xilinx DDS Compilerを使ってみた-2-

前回の続き

DDSに入力する加算量と周波数は以下数式の関係がある。

f:id:ginnyu-tei:20121202000252j:plain

変形するとこんなかんじ

f:id:ginnyu-tei:20121202000408j:plain


この式から実際にAMラジオで使える周波数の搬送波を作成してみる。
中波放送は531kHzから1602kHzまで9kHz刻みで放送されている。
Excelを使って中波帯の加算量を計算した。

f:id:ginnyu-tei:20121202000628j:plain

では531kHzと1602kHzをRTLシミュレーションで出力してみる。
テストベンチ内で$fwriteを使ってファイルにsineの値をダンプして
Excelでグラフにした。

まずは531kHz
f:id:ginnyu-tei:20121202001345j:plain

続いて1602kHz
f:id:ginnyu-tei:20121202001420j:plain

理論値では問題無さそうです。
今DACを注文しているので受け取り次第これを外部へ出力してみます。