T-Kernelについて調べてみた
T-Kernelについてちょっと調べたのでメモ
T-KernelはオープンソースのリアルタイムOS
T-Engineフォーラムでドキュメント・開発環境・ソースコードが公開されている。
○ドキュメント
公開仕様書にあるドキュメントはユーザー登録不要で誰でも読める。
T-Kernel 2.0 仕様書は理解しておきたい。後はまだ見てない。
○開発環境
・T-Kernel 2.00.01 Software Package
開発に必要な環境の詰め合わせ。
Windows環境はCygwin+Eclips+gcc(Interface2012年5月号(QEMU特集)に環境構築の記事がある)
Linuxは多分Eclips+gcc
開発環境にはQEMUが入っていて実機レスでソフトウェア開発可能
(ターゲットは標準T-Engineボード?)
○ソースコード
T-KernelとT-Kernel 2.0がある。
2.0はメモリキャッシュ制御機能、物理タイマ機能、ユーティリティ機能が追加されている。
ライセンスはT-License 2.0とT-License 1.0があるT-License 2.0の方がゆるい。開発者が選択可能。
ソースコードはハードウェア非依存部とボード依存部、CPU依存部に分かれている。
依存部はARM11とSH(型番忘れた)のコードが入っている。多分リファレンスボードはすぐに動く。
一から依存部を実装するのは大変そう。