Terasic SoCKitのデモを実行してみた-HPS-
SoCKit System CD(Terasicのページからダウンロード)にデモが入っているので実行してみた。
HPS側は以下デモが入っています。
- hps_gpio
- hps_gsensor
- hps_lcd
- my_first_hps
デモ実行方法は「My_First_HPS.pdf]に記載されています。
my_first_hps実行方法
- C:\altera\13.0sp1\embedded\Embedded_Command_Shell.batを実行 「C:\altera\13.0sp1\embedded」はインストール先とバージョンによって変わるので注意
2.コマンドプロンプトが立ち上がるので「my_first_hps」があるディレクトリまで移動する
ベースはCygwinなので「cd /cygdrive/<ドライブレター>/」でドライブを移動できる。
3.移動後make
を実行
コンパイル済みのmy_first_hpsが入っているので一度make clean
した方がコンパイルの様子が見れます。
arm-linux-gnueabihf-gcc -g -Wall -I C:/altera/13.0sp1/embedded/ip/altera/hps/al tera_hps/hwlib/include -c main.c -o main.o arm-linux-gnueabihf-gcc -g -Wall main.o -o my_first_hps
4.ボードの電源を入れてLinuxを起動しTeraTermを接続する。
「Terasic SoCKitでLinuxをブートしてみた」と同じ
LAN経由でプログラムをSoCKitへ転送するので同一ネットワーク内にLANを接続する。
5.SoCKitのipアドレスを確認する
ifconfig
でIPを確認する。
DHCP環境でIPが割り当てられない場合はudhcpc
で割り当ててもらう
固定IP環境では多分以下コマンドでいけるはず
ifconfig eth0 <固定IPアドレス>
ifconfig eth0 netmask <サブネットマスク>
6.SocKit側のLinuxにパスワードを設定する
ファイル転送にscpを使うのでpasswd
コマンドでパスワードを設定する。
7.SocKit側のLinuxにプログラムを転送する。
scpで実行バイナリを転送する
コマンドプロンプト上で以下コマンドを実行する
scp my_first_hps root@<Soc Kit側のIPアドレス>:/home/root
「my_first_hps」が転送するファイルで「/home/root」が転送先ディレクトリ
8.実行バイナリを実行する。
TeraTerm上で./my_first_hps
root@socfpga_cyclone5:~# ./my_first_hps Hello World!
hps_gpio
H_SW0~3でONになっているSWに対応するLEDD10~13が点灯する
hps_gsensor Gセンサーの測定結果を出力する
root@socfpga_cyclone5:~# ./gsensor ===== gsensor test ===== id=E5h [1]X=-52 mg, Y=-84 mg, Z=932 mg [2]X=-20 mg, Y=-92 mg, Z=924 mg [3]X=44 mg, Y=-80 mg, Z=828 mg [4]X=-56 mg, Y=-900 mg, Z=552 mg [5]X=-20 mg, Y=-1096 mg, Z=-52 mg ・・・
hps_lcd
LCDに文字と図形を表示する
root@socfpga_cyclone5:~# ./hps_lcd Graphic LCD Demo